マンション管理のはじめちゃん!

『マンション管理』のこととか。筆者はフロントマンだよ。

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お時間ありましたらお読みくださいますと、少しだけ理解が深まるかもしれません。

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はじめさんが質問に答えるコーナー

【フロント向け】防犯カメラの確認作業に、管理会社職員は立ち会う?

更新日:

はじめさん(当HP管理人)が質問に答えるコーナーです。

 

ええ、はい。

調子に乗ってこんなカテゴリを作りました。

きっかけは「メールの質問に対する回答をしたので、ついでにいい感じに編集してUPしよう」というところ。

しかし、なんだかとりとめがなさすぎてまとまんなかったので、もう、「エイヤ!」でそのまんまUPです。

まあ、このライブ感も含めて、これはこれで何かのご参考になる(方もいる)かもしれません。

 

ご質問内容

この度、防犯カメラの映像確認についてお教えいただきたく、ご連絡させていただきました。
といいますのも、通常管理規約では、役員等を含め複数人で視聴するということと理事長の許可がいったかと思います。
しかし、問い合わせがちょこちょことありましても、理事長の代理として映像確認に立ち会うのも疲れております。(当方管理員不在マンションを担当しております。)
もしよろしければ、防犯カメラの確認について、手順や実際など、記事にしていただけませんでしょうか??

 

はじめさんのお答え(だいぶ加筆修正済み)

前提として認識すべき事項は、『管理組合の業務として、管理組合がカメラ確認を行う』ことになってる、という点、かな、と思います。

とはいえ、実務的には、慣例的に管理会社が行っており、そして、それを管理会社は断りにくい立場にあることは、実体験の通りです。私のところもそんな感じです。

ただ、委託契約に『カメラ確認作業』が記載されていない以上、本来は組合業務ですから、カメラ映像の立ち会い確認を管理会社が代行するのであれば、組合へ料金を請求すべきです。(もし記載されていたら、どう考えても管理会社の責任範疇です。そうなるとおっぱっぴーです)

 

ほんとは、きちんと組合と、あと上司とも、どうすべきか確認するべきなんでしょうけれど・・。

上司の指示で「無償で行って来い」と言われるなら、現場のフロントマンは胸を張っていけばよいですし、残業代も会社へしっかり請求すべきです。

(それが会社の決定であれば拒否する理由も悩む必要もありません)

 

また、カメラの確認程度、誰が行っても同じですから、その人員的な采配、担当者の負担軽減は上司の仕事と言ってよいです。

(巡回管理員を教育し、指示する事も会社の業務として十分可能です。担当者の権限を越えた部分なら、会社としての代案はいくらでもあります)

御社の仲間も含めた大変さ具合が分からないので何とも言えませんが、『明らかに特定の担当者だけ訪問回数が多い』、もしくは『他の業務と並行すると業務過多である』、という状況にもかかわらず、その部下に目が届いていない上司は、マネジメント能力が欠如していると判断するしかないかと・・・。

 

と、ここまで書いておいて大変心苦しいのですが、それでも抜本的な解決案は、おそらくどこの管理会社ももっていません。

(現実問題、自分の担当以外のマンションのカメラ確認なんて、誰もやりたがりませんし・・・)

状況にもよるのですが、いくつか思いついた対策を以下にて。

 

防犯カメラの確認作業を楽にしたいぜ対策

1.録画時間を延ばす

時間的に余裕を持たせる、という方法で、自分の行ける日時の選択肢を増やす方法です。

HDDの増設もありですが、モーションキャプチャー(動いた時だけ録画するやつ)で録画をすれば、録画時間も伸びますし、また、動いた時だけしか録画されていないので、確認に時間もかからなくなります。

検討のひとつとして業者と打ち合わせてみるのも手ではあるかと。

(ここ数年のカメラなら、たぶんできると思うのですが・・・)

但し、環境によってはうまく録画が機能しない可能性もあるので、カメラ導入後に変更するならば総会決議がほしいところです。

読み直して思いましたが、『モーションキャプチャーにする』みたいな議案は、どうでしょう?

多分通らないような気がします!

というか、賛否両論過ぎてちょっと荒れた総会になる様な気がします。

 

ちなみに、現時点で、私の知る範囲でモーションキャプチャーで録画しているマンションは1棟のみ。

うまく撮れてるかどうかは知りません。当たり前ですが、撮ったデータしか残っておらず不足の有無を比較しようがないので。

元々、電子データが犯罪の立証にとなるかというと、これも微妙なんですけど、まあ、記録として正しいかどうかというとモーションキャプチャーの採用は正解ではないような気が(今は)しています。

 

また、単に導入時の見積もり段階で、目いっぱい大容量のHDDを導入しておくということは十分にありです。

当たり前の顔して提案しましょう。

ハードディスク増設の値段もそれほど高くないですし、8TBくらい積んで、フレームレート5~10程度に設定すれば、カメラ台数にもよるものの2.3ヶ月くらいは十分録画できるのではないかと。

組合にとっても得ですよね、長く録画できると。

 

それと、物件ごとの『映像録画期間の有効期限』を写真に撮っておいて残しておくと、「いつまでのデータが残っているので、○日までに行けば間に合う」という話もできるので、スケジュール管理が楽になります。

私は、全ての物件の録画時間と、映像範囲を写真に撮ってデータ管理しています。

(何かのついでに撮った写真をフォルダにほり込んでるだけなので特に手間でもありません)

 

2.カメラ会社に行ってもらう

これを採用して良いか否かは規則と組合の空気にもよりますが、という前提ですが。

 

カメラ会社によっては、契約の中で、無償で映像確認をしてくれるケースがあります。

(フルメンテナンス契約をしている組合に限りますけど)

そういう会社のそういう契約を提案して、ルール化しておくと(担当者が)楽です。

 

3.組合からお金をもらう

経験として提案したことがあります。

ケースとしては特殊なのでそっくりあてはめられるわけでもないと思いますが・・・。

 

過去の事例として、特定の組合員からの要求がエスカレートして、頻繁に(しかも夜に)カメラの映像確認の要望があり、「こりゃ付き合いきれん」ということで、「これが続くなら点検費用を請求させてもらう」、と。

最終的に、組合の中でカメラの委員会を立ち上げて頂き、彼らが理事会からの特命を受けてカメラ確認を行うようなルールを設定してもらいました。(そうなった結果、要求もなくなりました)

 

長く担当していたマンションでしたし、私の見方をしてくれた方がたくさんいらっしゃったので、いい具合に進みましたが、組合によって再現可能かどうかはわからないです・・・。

注意点として、それがもとで「他社管理会社なら無料でするって言ってるけど? おたくそれでいいの?」みたいな話になるとフロントとしてはつらいところですね。

会社とは入念な打ち合わせをしてください。

 

おわり

度が過ぎる様なら費用請求を、というのが妥当な解決案かとは思います。

同時に、管理会社フロントができることは限られているので、会社としての対応が必要な部類の話かとは。

 

現場の感覚を交えた最近の傾向としては、『組合員からの要求はあんまり多くはないものの、とにかく警察からが多くなりつつある』という感じです。

道路がうつっていると、警察は特に多いです。

管理会社も、できるだけ警察や管理組合に協力したいとは思ってはいますが、今後、ガンガンこれが増えるようならどうかなーという感じはしています。

 

ちなみに、カメラ確認、やってみるとわかりますが、結構時間がかかります。

録画も含めると半日時間取られるとかもありますし。

ちなみに、現場でのカメラ操作はすべて警察官にやってもらって、自分は何かの作業をすると時間が省けていいです。

一緒になってキャッキャウフフしてると終わんないので。

(ノートパソコンもって行ってると現場で仕事ができるのでまだ良いのですが、とはいえ、紙の資料がないと進まないものも多いので、結局「待ってられん!」って感じはありますね)

 

とはいえ。

忙しい時はすごく大変で負担なのですが、延べると「自分が訪問してカメラを確認するのは半年に1回程度かなあ?」という感じで、明確に対策が必要なほどの大変さはいまのところ、私個人としては感じていません。

このあたりは地域や組合によるとは思います。

 

 

ほそく

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