『マンション管理』のことなどについて。筆者はフロントマンだよ。

マンション管理のはじめちゃん!

設備関連

ガス給湯器の電源は切る?入れたまま?切るメリットと切らなくても良い理由

投稿日:

ガス給湯器。

の、リモコン。

皆さん電源はどうしていますか?

オンにしっぱなしですか?

毎回オフにしていますか?

 

給湯器のリモコンってこういうやつ↓

あはは、きもちわるい!

 

電源オン中

電源オフ中

 

さてさて、この給湯器の電源、「切る派」と「切らない派」がいます。

どっちが正しいか、というわけではなく、どっちの言い分も理由を理解すれば正しいんですけど、私は絶対切らないです、だってめんどくさいから。

今日はそんなお話しです。

 

◆給湯器の電源を切るメリットについて

給湯器の電源を切ることで「ガス代が変わるのか」問題

結論から言えば、給湯器の電源をこまめに切ることで、ガス代は安くなります

但し、それは、「電源を入れている間は、待機中に少しずつガスを燃焼させているから」という話ではありません

給湯器というやつは非常に優秀でして、使うときしかガスを燃やしません。

 

どういうことかというと、「流量センサー」がついています。

このセンサーは、「流れる水の量を感知するセンサー」です。

一定の水が給湯器を流れたら(つまり蛇口をひねったら)、ガスを燃焼させる仕組みになっているので、電源のオンオフに一切関係なく、ガスの消費量は正味の使った量だけです。

(ですので、蛇口が少しだけ開いていてちょろちょろぽたぽたの場合も、電源がオンになっていたとしてもセンサーに引っかからず燃焼されないのでガス代もかかりません)

 

30年か40年ほど前の給湯器には、「種火」システムが搭載されていましたので、電源ONのままだと本当に少しずつガスは消費されていました。

(スイッチをひねるとライターくらいのガスを燃やして、使うときにはガスを開いてお湯にする、というシステムです。リモコンなんてもんありませんから、当然、毎回いちいち給湯器本体で操作をしないといけませんでした)

当時を知る方からすれば、「ガスの電源は落とさないとガス代もかかるし、何より危ない」という認識があるのですが、これは感覚として十分に理解できるものです。

 

余談ですが、その頃の給湯器は、庶民がこぞって買いあさった流行の一品であったそうで、ガス器具の営業マンが町を歩けば給湯器は飛ぶように売れたそうです。

にわかには信じがたい話ですが、豆腐やラーメンの出前を頼むがごとくの気軽さで売れまくったと、当時を知る方から聞きました。
(クレジットカードも普及していない時代でしたから、毎日何百万円と集金をしていたそうです)

そして、なんとその時代の給湯器は乾電池で動いていたものもあり、機構が単純で、かつマニュアルってなにそれ?みたいな時代に作られた当たり外れの激しい製品でしたから、「当たり」の個体は故障などどこ吹く風で今も元気に動いているはずです。

また、これも余談ですが、「バランス釜」や「BF風呂釜」と呼ばれる、<給湯器本体がお風呂の中にある>給湯器は、今もばっちり種火式です。

この手の給湯器は、市営住宅や県営住宅、少し古めのマンションで多く採用されていて、今もって新品も製造されている現役です。

これの種火にはしっかりガスを燃焼させているので、これ系統の給湯器の場合は絶対切りましょう。

(種火をつけっぱなしだからと危険があるような話ではありませんが、ガスメーターがガス漏れと判断してそのうちガスが止まります)

↓こういうやつ

 

 

だいぶ脱線しました。

さてさて、待機ガス代的なものがかからないにもかかわらず、電源をオフにするとなぜガス代が安くなるのか。

それは、電源が常時オンになっていると、「お湯が不要なタイミングでもガスを消費するから」です。

 

ちょっとだけ手を洗う時に、蛇口をひねる

でも、でてきた最初の水だけで手を洗う

 

とか、ありますよね?

こういう時に、電源をオンにしていると、ガスを消費します。

これが、電源を切った方がガス代の節約になる理由です。

具体的にどの程度安くなるかは、家庭の無駄遣い度にもよりますが、月あたり100円くらいは安くなるんじゃないかなあ?と思います。(マジで思ってるだけで調べてません)

 

また、心理的な効果として、「わざわざ電源いれるくらいなら水でいいや」となれば、そもそものお湯の使用量が減りますしね。

そういった効果もあり、結論から言えば、給湯器の電源をこまめに切ることで、多くのご家庭でガス代は安くなります。

 

給湯器の電源を切ることで「電気代が安くなるのか」問題

待機電力。

待機ガスはつかってませんが、待機電力は使います。

リモコンも液晶なので、すこーしだけ、電気を使っています。

具体的には、1ワットくらい。

リモコンの液晶のバックライトがついている間はそれより少し多かったような気もします(確か5ワットくらいあった気がする)んですが、メーカーの取り扱い説明書からは読み取れなかったので除外します。

 

では、それは1ヶ月でいくらなのか。

計算すると、

◆1ヶ月の電気使用料の算出

1W × 24時間 × 30日 = 30日で、720Wを消費

◆電気代の算出

720W × 0.027円(電気代の単価) =19.44円。

 

1ヶ月20円くらいっぽいです!

鼻くそだと思いますが、一応切ったほうがメリットがでました。

 

◆給湯器の電源を切るデメリットについて

特段に(性能上の)デメリットは無いと思います。

 

巷で言われていることとしては、電源のオンオフを繰り返すと、物理的にボタンを押すのでリモコンの故障確率は上がる件。

1日数回押したから壊れるようなもんでもないですけど、一応。

ただ、確立の話で言えば確かに壊れる確立はあがる。(どのくらいあがるんだろう・・・メーカーの方と会う機会があれば聞いてみます)

リモコンを取り替えるのに、本体台が1万円くらい、取替工賃が1.5万円くらい、合計で2.5万円くらい。

 

 

それよりも、めんどくさいことが一番のデメリットだと思います。

いちいち給湯器を触るとリモコンも汚れますし。

また、家族間で「電源切った?あ、またお前切ってない!ガミガミ」みたいな言い争いも不毛ですから、もう思い切って(必要なコストだと思って)、電源は入れっぱなしにされることを<個人的には>お勧めいたします。

 

結論的な話:一応電源をきればコストは安くなるけど、そんなことに気を使うくらいなら働け

と、私は思います。

 

【注意】電源オフの意味について

電源オフとは、リモコンでオンオフをすることを指しています。

オン!オフ!オン!オフ!

 

絶対に、電源コード(コンセント)を抜いてはいけません。

 

なぜなら、給湯器には、寒くなると(5度以下になると)凍結による故障を予防するために動いているからです。

具体的には、電熱線による保温と、ガスを燃焼させて追い炊きを動かしたりするようにプログラムされています。

コンセントを抜くと、これらの凍結予防運転ができなくなるので、電源コードは抜いてはいけません。

故障の元です。

 

留守にしていて長期間使わない、というならともかく、待機電力も大したことないので、夏場でも電源は抜かない方が良いですね。

336

336

-設備関連

Copyright© マンション管理のはじめちゃん! , 2017 AllRights Reserved.