『マンション管理』のことなどについて。筆者はフロントマンだよ。

マンション管理のはじめちゃん!

組合運営関連

マンション管理組合の役員になったら読むブログ

投稿日:2016年12月21日 更新日:

見たことあるタイトルですね!パクr参考にさせて頂きました。

(内容は読んだことないので知りません!)

 

コンニチハ。

ご質問を頂きました!

【マンションの組合活動に関するご質問】

「理事会に参加する事になりましたので、私のように何をしていいかわからない素人でもわかりやすい理事会のあり様などあれば知りたいなあと思います」

それに対するアンサーです。

ちなみに、この記事は、

  • 管理会社に管理を委託している
  • 役員が輪番で回ってきた
  • で、何したらいいんだろ?

っていう方に向けて書いています。

「本来の管理組合とはこうあるべきだ」と言いたくて書いているのではないです。

管理会社と二人三脚で管理業務をする上で気を付けるポイント、に絞って書いています。

ですので、実務的にこれがどう、役割がどう、という解説は一切登場しません。

実務面は管理会社に任せればいいと思っているからです。(というか、そうでないのなら管理会社を変えるか、自主管理を目指すべきです)

 

その1.管理組合の理事役員が、マンションの代表者であるという事は意識しておく

 

管理会社がついていれば、ついつい業務を任せがちになってしまう事が多いですが、これはあまりよろしいことではありません。

先ほど任せればいいとか書いといて、舌の根も乾かないうちにいうのもなんですが。ん?指の付け根?付け根が乾かない?

 

えっと、なぜ任せっぱなしにしてはけないか。

管理会社は、業務としてマンション管理を行っている『業者』だからです。

管理会社の担当者として派遣されるフロント(営業社員)も、業務としてマンション管理の仕事をしています。

スキルの高い優秀なフロントが派遣されたとして、プロとして、素晴らしい仕事ぶりで山積したマンションの課題問題を、快刀乱麻を断つがのごとくバッタバッタと解決しまくってくれたらまあ、それはそれで結構なことなのですが、はて。

その解決方法は、本当に管理組合にとってベストな選択だったのでしょうか?

 

彼は、彼の立場でベストを選択をします。

その選択は、もちろん管理組合のためを思った選択には違いないのでしょうが、どうしたところで、彼の所属する管理会社の思惑を抜きには選択・提案がされません。

或いは、管理会社の請け負った契約内容の範疇を超えた仕事も期待できませんし、また、期待するべきでもありません。

 

管理会社を頼ってはいけない、という事ではないのです。

管理会社を信用してはいけない、という事ではないのです。

 

判断を委ねてしまってはいけない、そういう意味です。

 

管理会社のフロントは知識や経験も豊富ですし、さすがというべきか、マンションのことは良く知っています。

一つのマンションで起こるトラブルは、おおかた、ほかのマンションでも発生するトラブルだからです。

スラスラと過去の事例から解決案を差し出してくれます。

そして、ほとんどの場合はそれに乗って良いと思います。

ですが、「あれ?」と思う事があれば理解できるまで聞き返すべきですし、報告を受け、納得したうえで、『承認』をするべきです。

管理組合の理事は、管理組合の代表であり、マンションみんなの共有財産や暮らしを預かっているのだ、そういう意識は必ず持っておきましょう。

 

マンション管理組合の理事役員が、管理会社に期待する事

管理会社に期待する事は、マンション管理に対するアドバイスであり、情報収集です。

お任せします、という言葉は楽で簡単ですが、あなたの「お任せします」が、とんでもない大事故の引き金になる可能性だってあります。

そして、その責任を問われたときに、「○○の理由で決定しました」と、それが最善であった事の理由を、主体性をもってマンションの組合員へ説明する義務があなたにはあります。(そんなことにならない事を願いますが・・・)

「管理会社の人がやったことだから私は分かりませんよ?」なんて言い訳、通じません。

 

管理会社のフロントは必ずこう言います。

「理事会さんに承認を頂いておりますので・・・」

管理会社側に判断ミス・提案ミスがあったかなかったは別問題として、理事会はそれを精査し審議する立場にあるのです。

 

また、フロントマンはマンションから一歩離れればマンションにとっては他人でしかありません。

担当が変更になれば無関係でいられる彼らフロントと、マンションに長く住まう理事会のメンバーと。

同じ立場で判断してはいけない、という事は、頭の片隅には置いた方がいいです。

 

その2.役員メンバーやフロントと仲良くなる

マンションは人間関係も大切です。

あまり顔を合わさない住人と会うチャンスだと思って、積極的に交流を深めましょう!

いくら正しい事を言っていても、いくらみんなの為になる事を言っていても、大激論の末に、勝者と敗者を生み出してしまったのでは、今後のマンション生活に支障がでます。

一度生まれた遺恨はなかなかぬぐえません。

 

集まりが開催されているのに参加しない、参加しても発言しない、不機嫌そうな顔をしている、など、そういう非協力的な姿勢も絶対やめた方がいいです。(参加できないなら、理事長さんにその旨をお詫びと共に直接会って伝えるくらいはしておいたほうがいです)

それと、住人同士のコミュニケーションもそうですが、フロントと仲良くなっておくと、何かと便宜を図ってくれたりします。

フロントも人間です。顔を知らない住人からの頼みごとはスッパリ断れても、1年間良いお付き合いをした方からの頼みごとならば、断りきれずに助けてくれることだってあります。

また、良い雰囲気の中で活発な意見交換と共に理事会が進行できれば、思いがけない解決策が導き出せたりします。

 

 

その3.大きな流れとしては管理会社に任せる

彼らはプロです。

仕事としてお金を頂いてマンション管理をしています。

任せればいいのです。良きパートナーとして、意見を求めればよいのです。

彼らは、管理組合の、その実務を担う中核としてマンションに携わっています。

集まる情報ひとつとっても、住人とは質も量も違いますから、圧倒的にプロです。

安心して任せればいいと思いますが、フロントが人間的に信用ならんぞ、となれば、うーん。

担当者を替えてもらう交渉も必要かもしれませんね・・・。

 

 

その4.でも、理事会は管理会社の傀儡ではない、という意識だけは持っておく

管理会社の言いなりじゃだめですよ!って、結局今回、こういう事しか言ってないですね!

任せろって言ったり任せるなって言ったり。

手のひらクルー!

 

役員の任期は何年ですか?1年?2年?

なかなかその短期間でマンションを変える事は難しいです。

何か問題が表面化しているのであれば、「この一年間は○○を中心に話し合って、解決する」という目標を最初に立てるのもいいかもしれないですね。

1年でできる事ってそんなに多くないですが、一つくらいは大きな問題を解決できる程度の時間は十分にあります。

「みんなが住みやすいマンションになるように」

物事の判断規準をそこに据えれば、間違える事は無いはずです。

 

 

番外編:マンション管理の改善・改革について

あなたに、相応の知識、やる気、時間があるのであれば、管理会社との交渉をすれば管理費が安くなったり、お得なサービスを受けたりすることができます。

 

例えば、私があなたのマンションの理事会に参加して管理会社と交渉すれば、マンション会計を改善する事はおそらく、そう難しくないはずです。

削れるポイントなんていくらでもありますし、何より交渉の仕方を知っています。

場合によっては、劇的に改善する事が出来るかもしれません。(活発に組合活動が機能している様ならば別ですが)

 

誰だって、支払うお金は安いほうがいいに決まっています。

誰だって、より質のいいサービスを求めますし、無駄は省きたい。

誰だって、住みやすいマンションがいい。

 

でも、それにはどうやったってスキルが不足している。

どうすればいいのかもわからない。

改善したいと管理会社を頼ってみたけど、返事がイマイチ。

だから管理会社と契約しているのに・・・。

 

どうするか。

その回答をネットに求めるのならば、相応の苦労や労力、時間が必要です。

 

もっとも手っ取り早い簡単な方法は二つです。

  1. マンション管理士事務所に相談する
  2. 管理会社を変える検討をしてみる

どちらも管理会社にとっては、ビクっとする話題です。

今の管理に不満がないならいいのですが、どうしても不満がある、辛抱ならん、我慢ならん。

そういう場合の奥の手の一つとして、覚えておいて損はないと思います。

交渉の仕方、カードの切り方を間違えると、今度はあなたが住みにくくなりますが。

 

「どうすればいいか」は、私が判断できるようなことではないのですが、いろんな選択肢の中に、今の管理会社と契約を続けない、という選択肢も含めた交渉をするという事を失念している方も多いように思います。

(管理会社の変更には集会の決議が必要ですので、マンション全体を巻き込んだ協議が必要となります)

 

マンション管理会社を変えちゃうのは、現状を打破する特効薬ではあると思います。

私個人の意見としては、一緒になって良いマンション運営が出来る様に努力してくれる管理会社、フロントが本当のプロだと思っています。

管理会社の変更は、それは最後の手段としてとらえておいて、今の管理会社さんに頑張ってもらって、良い条件を引き出すための交渉をする事がいいんじゃないかなあ、と思います。

人間ですからね、ダメだって言ってすぐに切り捨てちゃうのは良くないと思います。

 

以上。

いろいろ書きましたが、まとめると、管理会社を頼ればいいけど、まかせっきりにしちゃだめだよ!って話でした。

ちなみに、アマゾンで、『マンション管理組合の理事になったら読む本』とかで調べたら本が売ってるので、そういうのを読んでお勉強するのも良いかと。また、管理会社さんによっては、そういった冊子を無料でくれるところもありますね。

336

336

-組合運営関連

Copyright© マンション管理のはじめちゃん! , 2017 AllRights Reserved.