フロント

マンションフロントマン(管理業務主任者)への転職の方法

フロントマンに転職。

まず、環境的に「あなたは転職すべきかどうか」みたいな話は全部スっとばしてるので、まあその辺はご自身のムネにテをアテテ、ご自身で解決してくださいませ。

転職に、フロントマンという職業の理解は必要

あえてここで事細かに説明はしませんが、最低限「フロントマン」という職業がどういう仕事なのか、どんな人間が向いているのか、自分はやっていけるのか、ということは理解しておいたほうがいいです。

つまり、「クレーム産業」と言われる理由だとか、「毎日毎日文章を書いている職業」という理解だとか、です。

理解したうえで、やっていけそうか、ということは考えること。

あと、別の道はあるのか、ということも考えること。

これはとっても大事だと思います。

現在の会社を辞めるストーリーを考える

なぜ退職するのか。必ず聞かれます。

もちろん、今の会社の上司や経営者からも聞かれるでしょうし、次の会社の上司や経営者からも聞かれます。

なぜ転職するのか。

今の会社ではダメな理由と、次の会社ならやっていけると思う理由。

嘘でもいいので、スキルアップとか、キャリアアップとか、そういう前向きに聞こえる理由にしておいてくださいね~。

本当は「いやー、前の会社がブラックでもうやってけなくて・・・」だったとしても、それは退職のキッカケ。「本質的に別の仕事がしたい理由」を必ずつくってください。

もちろん、フロントになる理由がそれに合致していれば最上です。

このあたりは個々の事情でしょうから私には何とも言えませんが、客観的に聞いて「へー、そうなんだ!」といえる程度の理由はきちんと作っておきましょう。

それが双方への礼儀です。

 

ただ、万人に当てはまるような理由だと、ちょっと薄いです。

「マンション管理の仕事をしたい」理由はご自身に必ずあるでしょうから、それをベースに上手に話を組み立てて下さい。「面白そう」だけでもいいんですよ。その分、職業に対して綿密な下調べは必要になりますが、じゅうぶんに話は作れます。

 

別にね、次の会社だって、そこまで理由を深く気にしてないんですよ。

転職するわけなので、そらいろいろあるってわかってます。

でも、大切なことは、その理由を上手に話すスキルがあるかないか、です。

他人を納得させるだけの話術、と言いますか。

この仕事、その手のスキルが求められるので、面接の時点で理由の説明がダメダメな場合は適正ナシとみなされ、採用を見送られる可能性が高いです。

(要するにプレゼン能力です)

私ならそんな人は採用しません。9割は嘘でもいいので、ちゃんと会社が納得できるだけの理由を作ってください。

もちろん、今勤めている会社にも「そうなんだね」といえる程度の理由は渡してあげてくださいね~。

こっちは10割が嘘でもいいと思いますw

管理会社の探し方

  • 転職エージェントに相談する
  • 転職サイトで情報を得る
  • ハローワークで見つける
  • 自分で見つける(縁故、ダイレクトアタックなど)

募集してないとどうしようもないので、普通はリクルートとかの転職サイトを見ると思うのですが、基本はそれしかないと思います。

で、ここで注意なのですが、必ず転職エージェントも利用してください。

転職エージェントと転職サイトの違い

転職サイトは、「インディード」とかのことです。自分で情報を探していきます。

転職エージェントは、「エージェント」という名前の通り、代理人です。

専任のアドバイザーがついて、相談にのってくれるわけです。めちゃんこ便利です。

ハローワークの相談所の民間企業バージョンみたいなもんですね。

 

「こんな会社ありますよ」「こんな仕事もどうですか」とか、人間がアドバイスしてくれます。

それと、面接の方法とか、履歴書のチェックをしてくれたりしますね。

転職エージェントのビジネスモデルは、「企業へ人材を紹介して、採用になったら企業から報酬をもらえる」というものなので、言葉を変えると転職者は商品です。

商品なので、転職者をよりよく仕立て上げるように協力してくれますし、同時に、より高い給与で売り込もうとします。(転職エージェントへの報酬は、転職者の年収に関係しています)

転職者側からしても、企業との間を取り持ってくれるので、面接の日程を調整してくれたり、言いにくいことを聞けたりと、すごくいいです。

転職エージェントはどこがおすすめか

どこが、というか、どこでもいいです。

本質は、「どこの企業を紹介できる転職エージェントなのか」という話なので、よい企業とめぐりうあう確率を上げるために、体力と時間の許す限りはできるだけたくさん登録したほうが「お得」です。

企業としても、転職エージェントとのお付き合いにお金も手間もかかるので、全部の転職エージェントサイトに情報登録をしているわけじゃないのです。

数があればあるほど、よい会社に巡り合う確率が上がる、ということです。

あと、転職エージェントの担当者との相性もある(ダメな担当者もいる)ので、一つで満足しないでいろんな担当者の話を聞いたほうがいいです。話をしているうちに自分のやりたいこととか転職理由とかの考え方もまとまってくるので、プチ面接みたいな感じで面接の準備にもなります。

なので、できるだけたくさん登録したほうがいいです。やっぱり、自分から情報を探しに行く効率とプロが探してくれる効率は段違いです。

それに、自分が探しているとマンション管理の仕事しか探しませんが、相談に乗ってもらう過程でほかにいい仕事や企業があるかもしれません。こればっかりはわかりませんね。タイミングです。

 

ちなみに、ネット登録したら数分後に先方から電話がかかってきて相談がスタートします。

問答無用で始まるので、心の準備ができていない方にもおすすめですよ。

ダメなら話だけ聞いて断るっていうのでいいですし。

転職における管理業務主任者試験の位置づけ

実務で必ず必要なのが、マンション管理に特化した「管理業務主任者」という資格です。

(何をするか、は調べてください。実務的には、「ハンコ押すお仕事」です)

マンションのフロントマンにとっての運転免許証みたいなものなので、必ず必要です。

 

「マンション管理士」という資格もありますが、こちらについては、業務上は必要ありません。なので、転職する段階であえてチャレンジする必要性は薄いです。

どちらかというと、出世に必要だったり、知識量アップのためにチャレンジする、とか、そういう性格のものです。

 

この管理業務主任者資格をもっていると、転職には非常に有利です。

それに、入社後は”必ず”取得しないといけないので、勉強ははやめにしておいたほうがいいです。(「管理業務主任者を勉強しています」といえばアピールにもなります)

テストは毎年12月、申し込みは9月。

どんだけ時間がかかっても、入社後3年以内には取らないと社内の風当たりがキツくなります。

年に1回しかないテストなので、うっかり落ちてしまうこともあります・・・つらいです・・・。

どこのマンション管理会社がいいか

ワカリマセーン!

やはり、大手のほうが待遇面はいいですね、聞いていると。

最近は、働き方改革が社会的にも取りざたされているので、特に大手管理会社はかなり気を使っているイメージです。

どちらかというとブラック側の業界だとは思いますが、会社によるかなーって感じですね。

フロントマンとして、どういう人物が求められているか

人物面は以下のような感じ。営業マンと一緒だと思いますよ。

  • コミュニケーションスキルが高い
  • 事務処理能力が高い
  • 自己管理能力が高い
  • 勉強熱心

スキル面では、

  • 建築設備関連の知識
  • パソコンスキル
  • 文章作成能力

あたりかなー。

フロントマンは未経験でOK?

特に問題はないとは思います。

ただし、経験者は圧倒的に有利です。(つまり、未経験者は相対的に不利です)

未経験であれば、「マンション管理に対する興味」「業界に対する理解」。

ここは最低限、それなりの理解と事前調査は必須かと。

 

前職が異業種でも、営業職経験者は強いと思います。

コミュニケーションスキルは必ず求められる仕事なので。

逆に、人としゃべることが苦手、って人や、そういう仕事をしていなかった、って場合は、条件面では不利だと思います。

なので、面接では、その心配を払拭する明るさ・コミュニケーションスキルが欲しいです。

フロントマンに学歴は必要?

わりと、大卒以上、で募集しているところも多いですが、高卒でOKなところも探せばたくさんあります。

たとえ学歴が満たなくても、管理業務主任者か、宅建あたりをもっていれば面接まではこぎつける可能性があるので、一度、転職エージェントをとおして聞いてもらってもいいかもしれません。

まー、大人になると、あんまり学歴を思い出す機会がないのでピンとこないのですね、私は。能力があればいいんじゃないでしょうか。

フロントの年収は?

年齢・経験によると思いますが、どうも30代前半の経験者で年収400万円~500万円スタートのようです。(現場での即戦力が期待できる、一般企業でいうところの主任~係長程度の能力を想定しています)

未経験者、若年層だと、350万円前後かなあ?

金額は、地域によって微妙な差はあると思うのでご注意。

求人票に書いてるので、まあその辺は一度見て下され。

ただ、給与のほかに家賃補助や手厚い福利厚生があったりするので、意外と、大企業だと額面以外に得られるものって多かったりするんですよね。

フロントに転勤はあるか?

会社によりますが、大手はあることが多いです。

特に、雇用形態として、

  • 全国転勤ありの管理職候補
  • 転勤なしの地域社員

という雇用形態があるケースが多いみたいです。

地域社員の場合は、給与が7割~8割くらい。

その代わり転勤ない、みたいな条件。

フロントの残業は?

めっちゃあり。

必ずあるので、「毎日決まった時間に帰って、土日は絶対休みたい」、というなら向いてません。

ただし、「働いた分は別日で休む」もしくは「働いた分は残業代を支給」としているケースも多いので、「理不尽なサービス残業が!」、というわけでもないような。

超絶ブラックなところは超絶ブラックみたいなので、会社次第ですねー。

少なくとも私の観測範囲では、ブラックブラックしてる会社って、なかったです。

当たり外れかなー。

フロントの転職先は?

マンションのフロントになって、そっから先に職を変える場合。

やっぱり、

  • 同業他社(フロントマンとして転職)
  • 不動産関係の仕事
  • 営業マン

あたりになってくるんじゃないかなーとは思います。

スキル的にも、不動産関連の仕事への転職はあるとは思いますが、逆に、特化したスキルみたいなものが入手できるわけではないので、他業種への転職はかなり厳しい気がします。

ちなみに、同業他社への転職は、少なくとも年齢が30前後であれば相当容易なようです。

マンション管理士としての独立開業は?

難しい問題です。

マンション管理士として求められるスキル・経験の、基礎的な部分はマンション管理会社で得ることができるので、決して、独立開業の道がないわけではないです。

 

ただ、全国的にも、マンション管理士の世間的な需要は極めて薄いことや、この環境が今後改善される可能性は絶望的ということ。

など、様々な周辺環境を考えると、「マンション管理士で独立開業できますか」、という問いは、「行政書士で独立開業できますか」という問いとニアリーなのではないかと思います。

(要するに、モノスゴクいばらの道です)

 

マンション管理の知識、経験というより、営業スキルと経営スキルがなければできないと思うのです。

事業で行うなら、最低でも、単月で売上が50万円~100万はないと生きていけませんよね?

1組合の顧問契約料を5万円と仮定したら、10組合以上との契約が必要です。

マンション管理士として、10組合とお付き合いする忙しさはイマヒトツ理解しかねますが、どう考えてもオーバーワークでは?という思いがぬぐえません。

 

もちろん、付帯サービスでの収入もいろいろと期待できそうですので、顧問契約それだけで生活する必要はないとは思います。

ネットの発達も考えると、やっていく道はいろいろとありそうな気はしています。(少なからず食っていけるだけの需要はあると思いますので、やりようはいくらでもあると思います)

なので、マンション管理士事務所としての独立は、単にマンション管理士としての業務を行うことに悩むのではなくて、ビジネスモデルとして確立するところから始めないといけないように思います。

よくあるのは、建築士事務所との併設みたいなところですね。

ここはシナジーも期待できますので、素人目に見てもいけそうです。

まとめ

以上です。

また気が付いたら追加で書くかもです。

とにかく、転職を少しでも考えるなら、転職エージェントへの登録をお勧めします。

人間、あと延ばしにするとやらないので、思い立った時に一つくらい登録して話を聞いてみるとよいですネ。基本的には無料なので、その点は(時間以外は)損しないですからね。

ABOUT ME
はじめちゃん!
はじめちゃん!
分譲マンションを管理する会社に勤めています。 資格:管理業務主任者/マンション管理士/宅地建物取引主任士/マンション維持修繕技術者/二級電気工事士/建築業計理士二級/二級建築士/1級船舶免許

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。