『マンション管理』のことなどについて。筆者はフロントマンだよ。

マンション管理のはじめちゃん!

マンション雑記

マンションの管理会社へ苦情の電話(上のひとがうるさい系)をかけるときにご注意いただきたいこと

投稿日:2017年5月26日 更新日:

苦情。

といってしまうと、様々な語弊もありますよね。

ここでは、苦情ではなくて、「ご意見」として捉えてお話しします。

今回は、住人間同士の苦情のうち、最も多い「上の人の音が・・・」系のお話しです。

 

※ここで書くことは、「分譲マンションの」管理会社の対応についてです。

賃貸の場合は少し事情が違いますから、賃貸の管理会社へはもう少し強めに言ってよろしいかと思います。

 

ご意見を「言う側」のよくあるお話

「言われた側」ではなくて、「言う側」の、よくあるパターンです。

マンションに住んでいて、音(例えば、子供のドタバタ走る音)が気になる。

しかも、深夜と早朝。

音の発生源は明らかに上階だし、なんだったら窓から騒ぎ声も聞こえてくる。

直接言いに行ってもよいものの、それでは住人同士、角も立つ。

子供のことだし、「物音を立てるな」と言いたいわけではないが、多少なりとも気を使ってほしい。

また、早朝などの<もう少し寝たい>時間に聞こえてくると、精神的にもキツい。

何とか穏便に解決できないものか・・・。

そんなときに、「管理会社へ相談しよう」となるわけです。

 

管理会社側の対応

基本的には、「張り紙をしてみましょうか?」と返答することが非常に多く、電話対応まで進むケースは、どちらかというと稀です。

それで、気落ちすることも多いかと思います。

 

なぜか。

前提条件として、「住戸間のトラブルには立ち入らない」

これが管理会社の基本スタンスだからです。

会社によっては、明確に社内規定で「個人間のやり取りの仲介は一切受け付けない」としているところもある、と聞きます。

なぜなら、マンション管理会社の業務範囲に「個人間の仲裁」は含まれていないからです。

 

「含まれていないから対応しない」と言わず、お金を払って管理を任せているのだから、少しくらい協力してくれてもいいじゃないか。

それが管理会社の価値じゃないか・・・。

 

と、これはよくあるお声です。

お気持ちはわからなくもありませんが、会社である以上、その活動は契約によって一定の縛りを受けますし、また、契約以外の行動は、求められていないと理解し、(いくらそれが善意によるものであったとしても)そもそもすべきではありません。

(契約外の行動は、言葉を変えると、「大きなお世話」とも捉えられかねません)

 

また、何より管理会社はマンションに住んでいません。

夜中の実情などわかるはずもないので、「騒音」と一言で言っても、それが「常識に外れて大きな音」なのか、あるいは逆に「日常的に発生するごくごく常識的な音」なのかは、さっぱりわかりません。

そんな状態なので、「どちらの言い分が正しいのか、公平な判断ができかねる」ということも大きな理由の一つです。

 

それでも電話で注意を促してくれるとき

上記のような理由で、「上の人がうるさいんでなんとかしてください」と管理会社へ言ったとしても、「ハイハイまかせてちょー」とはいきません。

それでも、電話で「言われた側」へ管理会社から直接連絡をする場合は、それなりの理由があるときです。

例えば、明らかな規約違反(深夜にピアノをひている、だとか)があり、複数の住戸からの問い合わせがあった場合など、です。

 

マンション管理会社へ電話相談したときにしてくれること

マンション管理会社に電話で相談したときにしてくれることは、

  • 話を聞いてくれる
  • アドバイスをしてくれる
  • 案内書面を作ってくれる

くらいです。

「話は聞いてくれるし、解決のためのアドバイスもしてくれるけど、管理会社が直接解決に乗り出してくれるわけではない」と認識しておいたほうが良いです。

 

それは、「余計な仕事をしたくない」という意識というよりは(担当者によってはそういう者もいますが)、むしろ、「契約外の行動をして、その結果トラブルが発生した時の責任が、会社も担当者も取れないから」ということである、と思って頂ければ。

 

おまけ:実際にどのように解決すればよいのか

状況にもよりけりですが、個人的には「菓子折りをもってお願いにあがる」ということがベストだと思っています。

相手が一般常識を持った、話を聞ける人なのかどうか、ということにもよるので、「ガンガン行け」とは言えないのがむつかしいところですが・・・。

一般常識のある、ごくごく普通の方なら恐縮して気を付けてくれるでしょうし、直接会って話をすることで、何か別の原因や、解決策が導き出せるかもしれません。

 

同じマンションの住人です。

一般常識の通じなさそうな人、なんて人、いないことを願うばかりですが、世の中いろんな方がいらっしゃいます。

ヘタに恨まれてもうまくありません。

 

直接会いに行くことがはばかれる場合は、「張り紙をしてもらう」もしくは、「音の出し主へ匿名の投書をする」ことも、手段としてはありです。

(張り紙は相手がぼやけるので効果が薄く、かといって匿名なると、方法としては少々まわりくどく、「正攻法ではない」ので、大人の対応としては少々好みがわかれるところですけれど・・・)

 

管理会社も、「できるだけ」は助けてくれる

管理会社への相談のしかたによっては、相手方へ取り次いでくれて、当事者間の話し合いに立ち会ってくれるかもしれません。

(やらない会社もたくさんあります)

 

その場合、管理会社の職員は話し合いに参加はしませんが、第三者が立ち会うことで、お互い感情的にならず冷静に話し合いができますし、「お互いが顔を知らない怖さ」も薄れます。

あくまでも、話し合いをするのは当事者です。

しかし、例えば管理会社の事務所の一室を借りるなどして第三者立会いのもとで話し合いの場をセッティングして欲しいと、管理会社への「お願い」をしてみたとして、聞き入れられない話ではないとは思います。

(何度も言いますが、契約外です。やらない会社もたくさんあります)

 

対応は会社によるとも思います。業務範囲外であることを理解したうえで、ダメで元々、「お願い」してみる。

ひょっとしたら手伝ってくれるかもしれませんよー!

336

336

-マンション雑記

Copyright© マンション管理のはじめちゃん! , 2017 AllRights Reserved.